00おこさまパロ
01

久しぶりに帰ってきた家でまっていたのは
大きな会社と
たくさんの財産と
からっぽの部屋だった

あぁ
涙が出るくらいには大切な人だったのか
ずっと はなれていたのに
“まっているよ”
手紙のあの言葉は ウソだったのですね
ぼくははじめから ひとりだった